ネペンテス メリリアナ ディナガット(Nepenthes merilliana Dinagat island)

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ネペンテス メリリアナ ディナガット(Nepenthes merilliana Dinagat island)
商品コード : nepenthesmeD240702
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商品説明
 
 
 
 
 
 
                                                        
 

ネペンテス メリリアナ ディナガット(Nepenthes merilliana Dinagat island)

 

規制の緩い時代に採集されたワイルド
 
過去本島へは何度かに渡り調査へ向かいました。
昔から憧れのメリリアナを生で見たいと思ったのと、この島独特の個体に興味を持ったのがきっかけです。
 
全体的に小ぶりなメリリが目につきますが、色味の美しい個体が多かったです。
 
気候は涼しくはないですが、特別暑くもなく、比較的過ごしやすい。
 
島の北部に位置する有名なレドンド山は環境保護という名のもと、植物は厳重に保護されてます。それ以外の地域も同様に、持ち出しはできません。
 
ただ私が感じるに、実際には環境保護とは程遠く、ニッケルを主とした鉱物資源を採掘し、それを主に中国へ売って多額の資金を調達しているようです。
 
島の至る所で根こそぎ掘り起こされ、土がむき出しになっている箇所が広範囲に見られます。
初日そこにあったメリリアナも、翌日には大型重機で土ごと削られて見る影もなくなっていたのは衝撃でした。
 
残念ながらやはり最終的にはお金になるものには敵わなかった様です。
このままでは貴重な島の資源が失われてゆくのも時間の問題。
 
人間が採集するのも、重機で殺すのも自然から無くなるという意味では同じですが、規模が違います。
どちらが自然にとって大打撃かは、実際目の当たりにした人間にはよく理解できます。
 
よく山採り云々、ネペンテスを栽っている趣味家の間で議題に上っているし私もよくよく知ってますが、現実はそれ以上に深刻であり、本当の意味で変えないといけない、目を向けないといけない事は、政府が行う大規模採掘の撤廃であることは言うまでもありません。
 
その他の国でも同じで、政府の決定、意向の元行われる事業では大規模破壊はどうやら許されるようです。
実に不条理な事であり、こうした自然破壊は永遠のテーマです。
 
話変わってこの島や、その他であってもサイテスに該当するネペンテスの持ち出しはまずできない。
厳重に警察や保護団体が目を光らせ監視してます。
 
現在ではまず不可能でしょう。
個人から始めて山採り業者になった方や副業山採り趣味家は国内で随分と多くなりましたが、ネペンテスに限っては非常にリスクが高いし厳しい。
安易な考えで万が一捕まると豚箱行きです。
 
国内にある限られた個体を楽しむしか方法はないので、非常に貴重なものです。
 
この個体は比較的白っぽい袋を着けます。
親はなく、コレが親です。
 
一時調子を崩して一からやり直し、ようやく脇芽も出てきてます。
よってまだサイズは小さいですがまだまだ大きくなります。
 
売り切れ御免。1点限りのメリリです。大切に維持栽培頂ける方よろしくお願いします。
 
 

 

※植物本体の鉢はプラスティック製鉢での販売となります。
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